西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

公開日: 更新日:

 2度、驚いた。

 昨26日のオリックス戦に5-2で快勝した直後に突然、球団から発表された西武松井稼頭央監督(48)の休養。まだ残り98試合の時点での決断に加え、後任の監督代行を11年ぶりの現場復帰となる渡辺久信GM(58)が務めるというのだ。

 西武OBの評論家、山崎裕之氏がこう言う。

「松井監督は就任1年目の昨年も借金12の5位に低迷し、今季もここまで15勝30敗でパの最下位に沈んでいる。チーム打率が12球団ワーストの貧打に直面しながら、接戦の好機で強行してチャンスを潰すなど、1点を取りにいく采配ができていない。休養も仕方がないと考えるが、ただしチームの低迷は松井監督の責任だけではありません。打線強化が課題とされながら、ドラフトや補強で効果的な手を打たず、外国人戦略も失敗続き。編成面に大きな問題があり、その責任者は言うまでもなく渡辺GMです。そのGMが結果的に監督に責任を押し付け、自らが後釜に座る。ファンの理解を得られるとは思えません。当然、チーム状態が上向かなければ、GM職も退く覚悟でしょうが……」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  2. 2

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  3. 3

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  4. 4

    清原果耶「初恋DOGs」にファン失望気味も…《低視聴率女王》待ったなしとは言い切れないウラ事情

  5. 5

    会議室で拍手が沸き起こったほどの良曲は売れなかった

  1. 6

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 7

    兵庫は参院選でまた大混乱! 泉房穂氏が強いられる“ステルス戦”の背景にN党・立花氏らによる執拗な嫌がらせ

  3. 8

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  4. 9

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  5. 10

    新横綱大の里が直面する「遠方への出稽古慣れ」…車での長距離移動は避けて通れない試練に