復帰後初の実戦形式も…大谷に危惧される「器用貧乏」不安
二刀流復帰に向けて上々の回復ぶりを見せている。
右肘靱帯の部分断裂で打者に専念しているエンゼルス・大谷翔平(24)が20日(日本時間21日)、キャンプ地のアリゾナ州テンピで実戦形式の打撃練習に登板。投手コーチや球団スタッフが見守る中、傘下のマイナーリーガー6人に対して29球を投げ込んだ。ケガから復帰後、大谷が実戦形式のマウンドで登板したのは初めてだ。球団は「すべて順調だった」と発表した。
今後しばらくは実戦形式のマウンドに立ち、患部に異常がなければ、今季中にメジャーのマウンドに復帰する。
7月3日に戦列に復帰して以降、投手のリハビリをこなしながらの出場とはいえ、打者に専念している割に成績はイマイチだ。36試合で7本塁打、13打点をマークしながら、106打数26安打の打率.245。相手先発が左腕のときはスタメンを外れることも珍しくない。