春日良一 — 著者のコラム一覧

春日良一五輪アナリスト

長野県出身。上智大学哲学科卒。1978年に日本体育協会に入る。89年に新生JOCに移り、IOC渉外担当に。90年長野五輪招致委員会に出向、招致活動に関わる。95年にJOCを退職。スポーツコンサルティング会社を設立し、代表に。

2020年東京大会へ実践五輪批判

ラグビーＷ杯日本代表メンバーに見る多様性尊重の具現化

公開日：2019/10/11 06:00　更新日：2019/10/15 16:39

日本代表メンバーの半数が海外出身（Ｃ）日刊ゲンダイ

　オリンピズムは多様性（Ｄｉｖｅｒｓｉｔｙ）をうたう。宗教、政治、経済、性別、性的志向、人種、肌の色などあらゆる差別も受け入れないという思想に基づいて、あらゆる多様な在り方を尊重することを求める。ラグビーが見せる多国籍の代表チーム編成はその具現化のひとつ。日本代表の一角を担うプロップの具智元は大韓民国出身である。

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