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永田洋光スポーツライター

出版社勤務を経てフリーになり、1988年度からラグビー記事を中心に執筆活動を続けて現在に至る。2007年「勝つことのみが善である 宿澤広朗全戦全勝の哲学」(ぴあ)でミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。近著に近著に「明治大学ラグビー部 勇者の100年」(二見書房)などがある。

スコットランドと大一番 日本決勝T進出へ“3つのポイント”

公開日: 更新日:

まだ残る3位転落の可能性

 日本がサモアから4トライを奪い、ボーナスポイントつきの勝利を挙げて3連勝。勝ち点を14に伸ばして、A組の首位に立った。

 長期合宿で鍛え上げられた選手たちは、サモアに堂々と力勝負を挑んで勝ち、目標に掲げた「ベスト8」を大きく手繰り寄せた。後半32分にサモアにトライを奪われ、26―19とワンチャンスで同点に追いつかれるピンチを迎えたときも、選手たちは、さほど動揺しなかった。途中出場のヘル・ウヴェが、サモアが確保したキックオフのボールに挑みかかって腕力でもぎ取るや、そのまま攻撃を継続。ノーホイッスルで福岡堅樹のトライに結びつけたのだ。

 試合を通じて3つ目となったこのトライで、ボーナスポイント獲得のチャンスが膨らみ、それが最後の松島幸太朗のトライに結びついた。

 世界ランキング2位のアイルランドを破ったことがフロックではないことを、自ら証明するような勝利だった。

 しかし、これで準々決勝行きの切符を手にしたわけではない。確かに現時点で首位には立ったが、まだ3位に転落する可能性も残っている。

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