温厚な王貞治さんが異例の“鉄拳制裁” クソガキだった堀内恒夫が1メートル以上吹っ飛んだ
68年、遠征先の宿舎を抜け出し、門限を過ぎても帰らなかった堀内は、待ち構えていた王さんに張り倒され、1メートル以上吹っ飛んだ。鉄拳制裁が当たり前の時代だが、王さんが手を上げたのはこれ一度きりということが、事の重大さを物語っていた。
堀内の出現は私にとっていい刺激になったが、ライバルという目では見ていなかった。練習嫌いの堀内はまさに「天才」。8歳年下なこともあるが、性格も私とは正反対で、相いれぬものがあった。


















