律儀すぎる小久保裕紀はラジオ局の取材でも…「顔が映らない?いえ、こうしないと失礼です」

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フリーアナ染谷恵二氏による「ラジオじゃしゃべれないジャイアンツ」(第6回=2005年)を再公開

 日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。

 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる。

 今回は元ソフトバンク監督の小久保裕紀氏について綴られた、フリーアナウンサー染谷恵二氏による「ラジオじゃしゃべれないジャイアンツ」(第6回=2005年)を再公開。年齢、肩書などは当時のまま。 

  ◇  ◇  ◇

 小久保に初めて会ったとき強烈に「王貞治」を感じた。立ち居振る舞い、野球に対する取り組み、思考回路のすべてが王の「生き写し」なのだ。小久保の背後には世界の王のオーラが見えた。巨人移籍後も「ボクは野球人としての技量、人間としての生き方を王監督から学びました。王さんは人生の恩師です」と断言している。

 小久保は、王監督が就任1年目に本塁打王に育てた秘蔵っ子だ。巨人へのプロ野球史に残る無償トレードが起きたとき、師匠は驚きで体が震え呆然としてしばらく誰とも話さなかった。

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