ソフトバンク小久保監督を語るにあたって外せないエピソード…入団1年目で球団ルールを変えたんです

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 練習が終わってホテルに戻り、シャワーを浴びたらすぐに夜間練習の時間です。食事を取る時間がなく、夜間練習が終わった頃にはもう食事会場は片づけられている。そこで小久保は「夜間練習後に夕食を食べられるようにしてくれませんか」と、球団に直談判。交渉の末、夕食は21時ごろまでとなった。

 いくら大卒選手とはいえ、そこはルーキー。普通なら「仕方ない」とか「練習を早めに切り上げてメシを食うしかないか」と思うはずで、球団に物申すなんて考えられません。しかし、そこが「小久保が小久保たるゆえん」でしょう。

 影響力も強く、後輩の井口資仁とオールスターに出場した時です。

 球宴の翌日は全体練習が休み。そのため、ほとんどの選手は球場から荷物出しをします。

 そんな時、井口が「田尻さん、小久保さん……バット持ってました?」と聞いてくる。僕が「持ってたよ」と言うと、井口は「マジっすか……。じゃあ明日は練習ですね」と苦笑い。バットを配送せず、持って帰ったということは、翌日も練習する気満々ということです。本来なら井口も休みたかっただろうけど、野手のリーダーである小久保が練習をするのだから、誰も休めない。休日のはずが、野手は全員練習日になってしまった(笑)。

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