オークションに贋作が…片岡鶴太郎が衝撃の被害を告白

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 画伯本人の口から“贋作被害”が明かされた。

 4日行われた米映画「インフェルノ」(28日公開)の特別イベントに出席した片岡鶴太郎(61)。同イベントは「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に次ぐシリーズ第3弾で主演のトム・ハンクスが宗教象徴学者に扮して活躍する映画にちなみ、国立新美術館(港区六本木)で開かれた。

 画家の顔も持つ鶴太郎だけに絵画への造詣が深く、トークではいろいろな豆知識を披露。なかには贋作の価値にも触れ、「贋作が出たら一人前ともいわれている。実は僕の贋作もオークションに出品された」と衝撃の告白をしたのだった。

「その贋作を草津にある片岡鶴太郎美術館の館長が買っちゃったんですよ。僕の作品を数多く見ているのに。それだけ贋作は巧妙なんですが、僕も鑑定しなくちゃいけないから大変。ハハハ」

 40歳から絵を描き始め、「アカデミックな教育は受けていないけれども、絵画の世界は知れば知るほど面白い」とも語っていた。マッチや坂上二郎のモノマネをしていた鶴ちゃんも今や“大家”である。

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