参院選「74議席」で改憲3分の2ラインに 猪木氏らが“賛成”
安倍首相が視野に入れる参院での「改憲勢力3分の2」議席のハードルが下がった。
自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で“改憲ライン”に達するには、今回の参院選で78議席を獲得しなければならないが、この4党以外の非改選議員に“改憲派”が少なくとも4人いたのだ。つまり、今回の選挙で4党の合計が74議席に達すれば、改憲ラインに届くことになる。
共同通信や新聞各社が行ったアンケート、本人取材に対し、憲法改正に「賛成」と答えたのは、無所属の松沢成文(神奈川選挙区)、井上義行(比例代表)、渡辺美知太郎(比例代表)と日本を元気にする会のアントニオ猪木(比例代表)の4人の非改選の参院議員。