田中将大は「浪人or引退」へまっしぐら…期待も空しく“2本の蜘蛛の糸”はアッサリ切れた

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 日米通算197勝、圧倒的な実績を持つ田中将大(36)がいよいよ窮地に立たされている。

「各球団が口を揃えて、『獲得は考えていない』と明言する中、ひょっとしたらと密かに注目されていたのが、中日です。過去に、引き取り手がなく宙ぶらりんになった中村紀洋、松坂大輔らの大物に救いの手を差し伸べた“実績”があるうえ、楽天で現役時代から公私に親しかった小山コーチがこのオフ、二軍の投手統括コーチとして古巣の中日に復帰。田中サイドも期待していたかもしれませんが、就任した井上一樹監督が先日、出演した地元ラジオ局の番組で『(獲得の可能性は)0%とは言えないが、僕は消極的』と、その理由をいろいろと並べた。新監督ですから、『取ってください』と言えば、球団も動かざるを得なかったかもしれませんが、現場トップがハッキリと『あえて加入させなくていいかな』と明言した以上、蜘蛛の糸は切れた、と考えるべきでしょうね」(名古屋のマスコミ関係者)

 当初は獲得に積極的だと言われたヤクルトも撤退を決めたとされ、昨12日には先発候補として前ロッキーズの右腕ランバートの獲得を発表。前日には前マーリンズの右腕バウマンとも契約合意に達した。

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