豊洲地下の水位は依然高いまま 盛り土「汚染」の恐れも

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 東京・豊洲新市場の建物下の地下空間に大量の地下水がたまっている問題で、地下水を浄化・排水して水位を一定に保つ「地下水管理システム」がフル稼働して2週間近くたっても、地下水の水位がいまだ下がっていないことが分かった。

 都はこのシステムで、荒川の水位を0メートルとした場合、敷地内の水位を1.8メートル以下に保つとしており、敷地内の21カ所で水位を観測している。都は今月14日にシステムを本格稼働させたが、その後も計画水位まで下がらず、26日の観測では2.4~4.2メートル。最大で計画より2.4メートルも高い水位を記録した。

 都は「夏の豪雨で地下水位が想定よりも高い。井戸にしみ出た水をくみ上げる仕組みで、水位低下には相当な時間がかかる」と説明している。

 敷地内の地下水からは今年9月、環境基準を上回るベンゼンが検出された。地下水位が下がらなければ、汚染土壌の有害物質が地下水に溶け込み、盛り土が汚染される恐れも指摘されている。盛り土が汚染されたら、移転計画に大きな支障が出るのは間違いない。

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