市場にも見透かされる一時しのぎ ドーカツ円買い介入もやっているふり

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待ったなしだった利上げ

円相場は乱高下(C)共同通信社

「いよいよ断固たる措置を取る時が来た」などと片山大臣は息巻いていたが、その一方で日銀の利上げにも公然と圧力の支離滅裂。円安インフレ増税政権の円買い介入に果たしてどんな意味があるのか。こんな政権を容認する刹那の世論も亡国への道。

  ◇  ◇  ◇

 ゴールデンウイーク(GW)もはや後半。JTBが4月2日に発表した旅行動向調査(対象期間4月25日~5月7日)では、海外旅行者数は前年比8.5%増の57万2000人の見通しだったが駆け込み出国の急増でこれを上回りそうだ。大型連休が目前に迫る中、JALとANAが国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の前倒し引き上げを発表。5~6月発券分はそれまでと比べて1.5~2倍程度になることから、「行けるうちに」という心理が広がったからだ。サーチャージ急騰の要因は言うまでもなく米国とイスラエルの対イラン軍事作戦が引き起こしているエネルギー供給不安。そして、再び出現した歴史的円安が拍車をかける気配である。

 対ドル円相場は乱高下している。GW2日目の4月30日、1ドル=160円台後半まで下落。取引が薄くなる連休中を狙って海外投資筋が円売りを仕掛けるリスクが一気に高まった。 

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