どうなる「紀州のドン・ファン」殺害裁判…“逆襲の元妻”早貴被告は「パパ活」主張

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 早貴被告は男性に「美容師になりたい。学費のためにキャバクラで働いている」と説明。そんな早貴被告に男性は「早貴の夢を応援したい」と援助を申し出、賃貸マンションを契約して住まわせ、学費や生活費を渡していた。男性は性的目的で資金援助したことを否定している。

 早貴被告の主張は、今後の公判にどう影響するのか。弁護士の山口宏氏は「裁判官も被告にだまされるかどうかです」と、こう続ける。

「検察としては、被告が自分の肉体を武器にして男性からできるだけ金を多く取ろうと画策。男性で味を占めたため、さらにドン・ファン相手に大胆な犯行に及んだ。金のためなら平気で人をだます女というイメージに持っていきたい。ただ被告の主張通り、2人の間に肉体関係があり、愛人手当を渡すなどしていたことが認められると、有罪に持ち込むのは難しいかもしれません。そうなると、期日さえ決まっていない殺人事件に関しても、公判維持ができるかどうか」

 注目の判決は9月2日に言い渡される。

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