阪神に“石井大智ショック”直撃! リリーフ陣の絶対的存在が登録抹消で虎ブルペンは大打撃

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 阪神石井大智(27)が昨30日、登録を抹消された。情報管理を徹底する藤川監督の方針か、球団発表は「体調不良」。例によって詳細は明かされなかったが、リリーフ陣の大黒柱が離脱したショックは小さくない。

 石井はここまで11試合登板で防御率0.75。勝利の方程式の一角を担って、リーグトップタイの8ホールドをマークしていた。そんな絶対的存在は、開幕直後からイニングまたぎあり、3連投ありのフル回転でその反動が心配されていた。

 ブルペン陣には石井抹消の動揺があったのかもしれない。この日の中日戦は阪神が逆転した直後の六回裏に2死から先発の門別が連続四死球でピンチを招くと、2番手の岡留も四球で満塁と傷口を広げ、さらに代わった島本が同点の2点適時打を許した。4番手の及川はリーグ最多の14試合目の登板で、しかもこの日は2イニング。今季の投球回もリリーフ陣ではリーグ最多の14回3分の1となり、“石井の次は及川か”という声も聞こえてくる。延長十一回、最後は石井と入れ替わりで登録されたビーズリーが打たれてサヨナラ負けを喫した。

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