再逮捕の「スーパーサラリーマン清水」にオンナ絡みの黒歴史…脅し文句とその手法が恥ずかし過ぎる

公開日: 更新日:

 摘発を免れるためだったのか、昨年2月に「現役引退」を宣言し、悪質リフォーム組織「清水会」を解散していた「スーパーサラリーマン清水」が再逮捕された。

 警視庁暴力団対策課は1日までに、無許可で高額な工事契約を結んだとして建設業法違反の疑いで、自ら「スーパーサラリーマン」を名乗る清水謙行容疑者(49)を再逮捕し、新たにナンバー2の西村聖也容疑者(31)ら3人を逮捕した。

 建設業法では500万円以上の工事契約は、国交相や都道府県知事の許可が必要だが、清水容疑者らは契約金額が500万円未満になるように屋根や外壁について別々に工事契約を結んでいた。暴対課はこれを同一の工事と認定し、清水容疑者らを摘発した。

 西村容疑者は「専務」と呼ばれ、清水容疑者を補佐。清水会は昨年2月までの5年間で約100億円を売り上げ、うち4分の1程度が清水や西村両容疑者ら経営陣の報酬に充てられていた。清水容疑者は10億円以上を受け取り、SNSで<そこらへんのサラリーマンの生涯年収ぐらいを1年間で納税している。3億円ぐらい>とドヤ顔で自慢していた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 事件のアクセスランキング

  1. 1

    男児性器盗撮、大麻クッキー、トマト泥棒…ナニワ教員の呆れた“多種多様”懲戒処分理由

  2. 2

    自宅から大量の薬物押収でも“完黙”続ける大学生密売人の強靱メンタル…絵文字使い「X」で客募る

  3. 3

    プロ注目の大商大強肩捕手が逮捕の衝撃! 初対面15歳女子中学生を毒牙にかけた卑劣行為の一部始終

  4. 4

    タイ人12歳少女が母親に性的サービス強要され日本に置き去り…性的搾取目的の人身売買が明るみになったワケ

  5. 5

    中1女子に2万円渡し性的暴行…逮捕されたロリコン維新元議員・椎木保容疑者は小中高の元教員

  1. 6

    安倍元首相銃撃初公判を傍聴…鈴木エイト氏が見た山上徹也被告は「ふてくされているようだった」

  2. 7

    金1億円分をブラトップとショーツに隠す…オンナ3人の密輸がバレた理由

  3. 8

    明治20年創業の老舗寿司店が廃業へ…5代目婿養子「10年前のわいせつ行為」での再逮捕がトドメ

  4. 9

    クラス担任の立場を悪用し男児の性器を盗撮…東大阪26歳“ショタコン教諭”の犯行手口

  5. 10

    ヤセ薬ドロボーは昏睡レイプ医師だった…兵庫・尼崎クリニック院長の“悪い評判”と有名ぶり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態