今夜NZ戦 注目はポスト長谷部、内田めぐる“覇権”争い
■ボランチは細貝、山口が先発か
ボランチでは山口が一歩リード。ブンデスリーガのヘルタDF細貝は、今季開幕から23試合連続出場。豊富な運動量からボール奪取能力はチーム随一といわれ、技巧派MF遠藤とコンビを組むことで攻守のバランスが取れる。
DFは06年、10年大会に連続出場して経験値の高いDF駒野が、内田の後任を狙っている。
「オランダ戦のボランチは長谷部と山口が先発した後、後半から遠藤が山口に代わって投入され、体調万全の状態で45分素晴らしいプレーを見せました。ベテランの使い方として非常に効果的でした。NZ戦では山口と細貝が先発し、後半から遠藤が満を持して登場するでしょう。右SBは駒野が先発。ダブル酒井が後半途中から起用される可能性が大きいと思います」(前出の六川氏)
NZ戦は、W杯メンバー発表前の最後の代表戦である。ボランチ、SBの覇権争いが、NZ戦の最大の見どころだ。