２０１４センバツ 初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想
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「三重は昨夏甲子園で済美の安楽から７得点して強打を印象づけた。４番の宇都宮が残った昨秋の東海大会３試合でも全試合で２ケタ安打。破壊力はもちろん、左腕エースの今井がクセのある動く球を投げるのも特徴。総合力が高い三重が勝つと思います」（美山氏）
第２試合は美里工が東京王者の関東第一を下す。美里工は伊波、長嶺の二枚看板を擁し、沖縄大会決勝で沖縄尚学に新チームの公式戦唯一の黒星をつけている。初出場ながら、浦添商で夏４強の神谷監督が力のあるチームをつくり上げた。第３試合は明徳義塾が智弁和歌山との１回戦屈指の好カードを制す。明徳義塾は昨夏の甲子園４強メンバーで、強打の大阪桐蔭打線に１失点完投勝ちしたエース岸が大黒柱。智弁和歌山は伝統の強打を誇るが、例年スロースタートなところがあり、苦しめられそうだ。
■第５日
第１試合は広島新庄が東海大三を倒す。最速１４３キロのエース山岡とチーム打率．３６８の強力打線で台風の目になりそう。第２試合は桐生第一が四国王者の今治西に勝つ。
「桐生第一の山田は関東大会３試合２完封の好投手。冬の間、マシン打撃は１キロ、室内では１．２キロのバットでティー打撃を行うなど、工夫を凝らして振り込んでいる。１年生中心だけにノビシロが大きいチームといえます」（美山氏）
