2014センバツ 初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想

公開日: 更新日:

 21日に開幕するセンバツは昨秋の明治神宮大会で優勝した沖縄尚学が軸も、力は拮抗していて混戦模様。初戦全試合の行方を占った。

■第1日

 第1試合は神村学園が岩国に勝つ。岩国の柳川は最速140キロ超の好投手だが、強打の神村学園はこの冬、打撃マシンを150キロに設定し徹底的に振り込むなど、速球派投手に自信を持つ。中国大会を制し、明治神宮大会4強の実力校・岩国がいきなり開幕戦で敗れる波乱の幕開けとなりそうだ。第2試合は09年センバツで清峰を日本一に導いた吉田監督率いる山梨学院大付が福知山成美を倒す。第3試合は強豪・履正社が21世紀枠で都立校初出場の小山台を下す。小山台のエース伊藤はプロ注目の好投手も、4年連続のセンバツとなる履正社の総合力が上回る。

■第2日

 第1試合は駒大苫小牧と創成館が激突。スポーツライターの美山和也氏はこうみる。
「駒大苫小牧の1番の伊藤優に注目しています。打率.552は全体3位。もっと素晴らしいのは走塁です。9試合12盗塁で昨秋の北海道大会決勝の犠飛による決勝点も彼の足によるもの。警戒されていても走れるのは巨人の鈴木さながら。創成館は面食らうのではないか。駒大苫小牧が2回戦に進出するとみます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋