球宴後に進言 ボストン主砲オルティスにタンパリング疑惑
引退間近のスター選手にケチが付いた。
大リーグ機構(MLB)はレッドソックスの主砲デービッド・オルティス内野手が公の場で他球団の選手の獲得を進言したとして近く調査に乗り出すという。複数の米メディアが14日(日本時間15日)に伝えている。
報道によれば、オルティスは12日に行われたオールスター戦(サンディエゴ)後に米メディアの取材に自身が抜ける来季のクリーンアップとして「エドウィン・エンカーナシオンが最適だと思う」とブルージェイズの主砲を獲得すべきと発言。さらに先発投手の補強候補としてマーリンズの右腕ホセ・フェルナンデスを挙げた。
MLBでは選手や監督が補強に関して他球団の選手のことを口にするのはタンパリング(事前交渉)になるため禁じられている。発言が事実なら、オルティスには罰金が科される見込み。