著者のコラム一覧
山内泰幸元広島投手/野球解説者

広島県東広島市生まれの43歳。尾道商高、日体大を経て、94年のドラフト逆指名(1位)で広島入団。特徴的な「UFO投法」で1年目の95年に14勝を挙げて新人王。翌年も2ケタ勝利。02年に引退後、14年まで一軍投手コーチなどを歴任。通算45勝44敗、防御率4・40。現在はテレビ新広島(CX系)の専属解説者。

<第7回>驚異の大食感 丸佳浩のパワー源は“白メシ”にあり

公開日: 更新日:

「ようそれで、ケガせんねぇ」

 丸佳浩(27)がしゃがんだ姿を見て、足首の硬さに思わずビックリしました。

 中腰になるとかかとが地面につかず、かかとをつけようとするとほぼ立った姿勢になります。これでは、和式トイレで用を足すのは無理だろうなという感じです。

「足首が硬いんですよ」

 と、丸自身もそれを自覚していますが、3割、20本塁打近い成績を残す打撃はさることながら、足は速いし、守備もうまい。足首が硬いと「かかと体重」になりがちです。それでも自分の中で折り合いをつけながら、野球に取り組んでいるのでしょう。

 千葉経大付高から2007年の高校生ドラフト3巡目で入団してきたとき、私は二軍投手コーチを務めていました。寮生活を送っていた丸は、とにかく食べる量が人並み外れていました。チームでもおそらく一、二を争うのではないでしょうか。

 丸が入団して間もないころです。寮の食堂で鉢合わせたとき、ドンブリ茶碗に山のように白メシを盛り、ペロリと平らげていました。

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