右腕張りのヤンキース田中 首脳陣に見守られ投球練習再開
右前腕部の張りで26日(日本時間27日)のブルージェイズ戦の登板を回避したヤンキース・田中将大(27)が、29日(同30日)に投球練習を再開。首脳陣が見守る中、ブルペンで35球を投げた。
当初は10月1日(同2日)のオリオールズ戦に登板予定だったが、ジラルディ監督は「投げさせるかどうかは未定」としている。
今季31試合で199回3分の2に登板し、14勝4敗、防御率3.07。一流投手の証しとされる年間200イニングまで残り3分の1と迫っている。
チームはレギュラーシーズン4試合を残し、2チームが出場するワイルドカード争いで2位オリオールズと4ゲーム差の6位。ポストシーズン進出は絶望的な状況だけに、指揮官は肘に不安を抱えるエース右腕の起用に二の足を踏んでいるとみられる。
一流投手の称号を得るのは来季以降に持ち越しとなりそうだ。