レッドソックス ドーピングで永久追放の右腕メヒアと契約
昨季、5年ぶりの世界一を達成したレッドソックスが、救援右腕ヘンリー・メヒア(29=元メッツ)をマイナー契約で獲得した。米紙USAトゥデーなど複数のメディアが29日に伝えた。
メヒアはメジャー通算5年間で28セーブをマーク。最速160キロの速球を武器に、14年にメッツの守護神に定着し、出世街道を歩み始めたが、15年には2度の禁止薬物使用が発覚。16年には3度目のドーピングが明らかになり、MLBから薬物使用では史上初の永久追放処分を科された。
18年7月には、処分を解除されたが、同年11月にメッツを解雇された。記事によると、メヒアは昨季終了後、正式に永久追放処分が解除され、今季からメジャーでのプレーが可能になるという。
レッドソックスでは、昨季終了後、守護神キンブレルがFAになり、今オフはリリーフ投手の補強が課題だった。ワールドシリーズ連覇を目指すレッドソックスは、メヒアが再び薬に手を出さないよう、徹底して監視した方がよさそうだ。