レッドソックス ドーピングで永久追放の右腕メヒアと契約

公開日: 更新日:

 昨季、5年ぶりの世界一を達成したレッドソックスが、救援右腕ヘンリー・メヒア(29=元メッツ)をマイナー契約で獲得した。米紙USAトゥデーなど複数のメディアが29日に伝えた。

 メヒアはメジャー通算5年間で28セーブをマーク。最速160キロの速球を武器に、14年にメッツの守護神に定着し、出世街道を歩み始めたが、15年には2度の禁止薬物使用が発覚。16年には3度目のドーピングが明らかになり、MLBから薬物使用では史上初の永久追放処分を科された。

 18年7月には、処分を解除されたが、同年11月にメッツを解雇された。記事によると、メヒアは昨季終了後、正式に永久追放処分が解除され、今季からメジャーでのプレーが可能になるという。

 レッドソックスでは、昨季終了後、守護神キンブレルがFAになり、今オフはリリーフ投手の補強が課題だった。ワールドシリーズ連覇を目指すレッドソックスは、メヒアが再び薬に手を出さないよう、徹底して監視した方がよさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝