「40歳からの健康年表」荒井秀典編

公開日: 更新日:

 健康寿命を延ばすには、現時「点」での体調だけで健康を考えるのではなく、将来を見据えた「線」で考えることが大切だという。本書では、40代から80代まで年代別に気を付けなければならない病気を解説し、中年世代の基礎疾患が将来、どのような病気を招くのかを忠告する。

 加齢による変化が加速する40代は、心身ともにトラブルが起きやすくなるため、それまでの悪い生活習慣を改め体調を整えていくことが重要。そして、基礎疾患の代表ともいえる高血圧に始まり、脂肪肝や心筋梗塞など14の病気について注意を喚起し、それらが招いてしまう別の病気まで解説する。

 年代ごとにこの先に待ち構えている病気とその対処法を各分野の名医たちに教わる健康テキスト。

(文藝春秋 900円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?