駐車場で熱唱 ファンモン加藤が続ける“原点回帰”ライブ

公開日: 更新日:

 かつては東京ドーム2DAYS公演で計10万人を動員したほどのミュージシャンが、北関東の片田舎にあるショッピングモールの屋外駐車場に造られた安っぽい特設ステージで熱唱していた。目撃した女性が語る。

「ライブの始まりは観客は数十人だったんですが、歌い出すとどんどん人が集まってきて、すぐ500人くらいに膨れ上がっていましたね。まさかこんなところで無料ライブをしてるなんて本当に驚きでした」

「あとひとつ」という過去の名曲を熱唱し、買い物客の足を止めていたのは、元ファンキーモンキーベイビーズのボーカル・ファンキー加藤だ。

 2年前、自身も既婚者で妻が妊娠中であるにもかかわらず、友人であるアンタッチャブル柴田英嗣の妻を妊娠させるというダブル不倫スキャンダルを起こした加藤。ベッキーとのスキャンダルで「ゲス不倫」という言葉をはやらせたミュージシャン川谷絵音よりもヒドイと世間の猛バッシングを食らったのは記憶に新しい。音楽事務所関係者が語る。

「今年に入り再起を誓った加藤さんは『超原点回帰』と名付けた無料ライブツアーを行い、全国30カ所以上も回っています。ただし、会場はデパートの屋上や駐車場。熱心なファンは加藤と一緒に全国を付いて回って応援していますが、それでも数十人。あとはその場を通りかかった加藤さんに興味もない人が足を止めてくれるかどうかというばくちみたいなライブです。でもかつての超一流シンガーが懸命に歌っている姿を見て何かを感じるのか、不倫騒動のことでヤジを飛ばすような人はいないみたいです」

 夫婦仲も戻ったのか、妻との間に第2子も誕生している加藤。ひたむきな姿勢で、原点回帰できる日も近いかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  2. 2
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  2. 7
    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

    「つばさの党」ガサ入れでフル装備出動も…弱々しく見えた機動隊員の実情

  3. 8
    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

    女優・吉沢京子「初体験は中村勘三郎さん」…週刊現代で告白

  4. 9
    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

    ビール業界の有名社長が実践 自宅で缶ビールをおいしく飲む“目から鱗”なルール

  5. 10
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?