「笑点」大喜利新メンバー立川晴の輔は“いじられ優等生キャラ”に決定? TVの怖さはこれからだ

公開日: 更新日:

 日本テレビ系の演芸バラエティー「笑点」の大喜利メンバーを林家木久扇から引き継いだ立川晴の輔、はたしてウケているのか。世帯視聴率(関東地区)を見ると、お披露目の時の14.1%(4月7日)から10.4%(5月12日)と落ちてきているのが気になる。

 立川志の輔の一番弟子で、必ずしも知名だったわけではないが、師匠仕込みの滑舌の良さ、明るく軽妙なしゃべりを買われての抜擢という。関連番組のBS日テレ「笑点 特大号」にも10回以上出演していて、司会だったこともある三遊亭好楽は「すべったことのない天才」とほめる。

 ただ、本人も認める生真面目な性格で華がなく、大喜利でも印象は薄い。さっそく年下の春風亭一之輔に「なんか優等生が転校してきたみたいな感じだね」とからかわれたが、泥棒、ひま人、ハゲ、ケチなど強烈キャラクターのメンバーたちに囲まれて、埋没せずにやっていけるのか。

「いじられる優等生キャラは似合ってそうですよ。司会の春風亭昇太も『これでいこうよ』という感じだったしね。でも、それって素に近いから、本人がどこまでギャグにできるか。自虐ネタにまでもっていければウケると思います」(演芸評論家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  3. 3

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  2. 7

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    千葉工大が近大を抑えて全国トップに 「志願者数増加」人気大学ランキング50

  5. 10

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由