安室ラストライブに登場 伝説のバンド「モンゴル800」の今

公開日: 更新日:

 懐かしい名前、と言ったら失礼か。

 今月16日に引退する安室奈美恵(40)。その前日に沖縄コンベンションセンターでラストライブを行うが、共演者の顔ぶれには、BEGINや平井堅に交じり、あの伝説のロックバンド「モンゴル800」の名も。

 今の中高生にはピンとこないかもしれないが、2001年に出した自主制作アルバム「MESSAGE」が280万枚と空前のヒットを記録。シングルカットされた「あなたに」「小さな恋のうた」は今もカラオケの定番だ。

 メンバーは、ボーカルとベースの上江洌清作(37)、ギターの儀間崇(37)、ドラムの高里悟(38)の3人。“ライト級”だった当時の体重と比べ、すっかり恰幅の方はよくなってしまったが、今も地元沖縄を中心に歌い続けている。

 そのモンパチ、デビュー20周年を記念して47都道府県を回る全国ツアーを開催中。ただ、小規模なライブハウスがメインで、言い方は悪いが“ドサ回り”のよう。例えば18日のライブ会場となる「千葉LOOK」のキャパは200人しかない。あれほどのヒット曲があれば、日本武道館だろうと満杯になりそうだが、ことごとく商業主義とは無縁なのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり