ゴルフをする女性は昇進しやすい…“腕前”は関係なし
このコラムをお読みになっている方の中には、「趣味がゴルフ」という方も多いのではないでしょうか? シンプルにスポーツとして面白いだけでなく、コミュニケーションツールとしても有能なだけに、交流を広げるためにゴルフをたしなんでいる方もいると思います。そんなゴルフにまつわる興味深い研究が、「男性中心のスポーツであるゴルフが、女性のキャリアアップにどのように役立つか」を調べたシンガポール国立大学のアガルワルらの大規模調査(2016年)です。
研究チームは、シンガポール証券取引所に上場している431の会社で働く、1646人の役員のリスト、そしてシンガポールのゴルフ場に登録されている1万584人のゴルファーの実力・スコア、さらにはシンガポールに住む約147万人分の年齢、性別、住んでいる場所といった基本データを照らし合わせて、「ゴルフをする女性は、同じくゴルフをする男性と比べて役員になりやすいのか?」というユニークな検証を行いました。なお、これらのデータは2000~14年、実に15年分に及ぶ情報をコンピューターで分析した、極めて膨大なものでもありました。
そもそもシンガポールは、ゴルフをする人の約9割が男性で、会社の役員の約9割も男性という、超がつくほどの「男性社会」だと、リーブは説明しています。そのため、女性が役員になることはとても難しい背景があります。


















