著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

嫌われない「断り方」…頭の中で立場を入れ替えてみる

公開日: 更新日:

 友人から「明日遊ぼう!」などと誘われたとき、本当は行きたくないのに「断ったら相手が怒るかも」「嫌われるかも」と不安になって、無理して行ってしまったことはありませんか?

 2024年に、ウェストバージニア大学のギヴィとニューヨーク工科大学のカークは、友人からの誘いを断るときに「嫌われるかも」と悩むのは、実は私たちの「思い込み」に過ぎず、誘われた方が過度に気にしすぎているだけと報告しています。

 この研究には続きがあり、翌年には、「行けたら行く」と「はっきり断る」のとでは、どちらが相手を嫌な気持ちにさせるか──という、現代人なら誰もが気になるだろう実験を行っています。

 まず、被験者を「誘う人」と「誘われる人」に分け、友人からイベントに誘われた場面を考えてもらいました。その上で、誘われる人には「ノーと断るのと、メイビー(maybe:行けたら行く、週末までに返事する)と答えるのと、どちらが友人は喜ぶと思う?」と予想してもらい、誘う人にも「どちらの返事がうれしいか」を実際に答えてもらいました。

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