伊東監督も呆れ顔 ロッテ助っ人ナバーロが特大バズーカ弾
ロッテの新助っ人ナバーロ(28)がケタ外れの本塁打で広島ナインの度肝を抜いた。
3点リードの八回、この日3タコのナバーロがバットを振りぬくと、打球は左翼へ一直線。打った瞬間にそれとわかる打球はグングン伸び、スタンドに落ちる気配すらない。秒速8メートルの向かい風すらものともせず、QVCマリンフィールドを覆う外壁の頂点、照明のやや下にぶち当たる150メートル弾だった。
ナバーロは春季キャンプ中、バッグから拳銃の実弾が見つかり、銃刀法違反容疑で逮捕された。本人に悪気はなく、母国ドミニカでは拳銃所持が合法という事情もあり、処分保留で釈放。それでも球団からは3月のオープン戦を含め、開幕4週間の出場停止処分を科されていた。
そんな助っ人が見せた特大弾に、伊東監督も「あそこまで飛ばさなくていいのに」と呆れ顔。この男の武器はピストルなんて豆鉄砲じゃない。大口径のバズーカを隠し持っていたようだ。