伊東ロッテ困った…開幕23試合「ナバーロ不在」の大誤算

公開日: 更新日:

 伊東監督にとって大誤算だったのが新外国人ナバーロ(28)の離脱だ。キャンプ終了直後にバッグの中から実弾が見つかり、銃刀法違反で現行犯逮捕された。これにより、3月中の全試合と公式戦の開幕から4週間の出場停止となった。

 最速でも試合に出られるのは二軍で4月9日の楽天戦以降。公式戦は同22日以降となるため、一軍では開幕から23試合は出られない。

 パワーヒッターに狙いを定め獲得した大砲候補は、昨季韓国で48本塁打、137打点の実績があり、伊東監督はデスパイネと清田との3人による中軸を考えていたはずだ。オープン戦が始まるやいなや、2試合連続弾で伊東監督を喜ばせた。

 4番を打つはずだったナバーロが序盤にいないことは、ライバル球団にとってはありがたい。

「実戦を見る機会は少なかったが、パワーはデスパイネ以上だし、日本の投手への対応力もありそう。やっかいな打者と見ている。守備に関しては肩がめっぽう強く、二塁と三塁が守れるし、韓国で2年連続で20盗塁以上しているように足もそこそこ速いからね。この選手がいるのといないのとでは、まったく違うよ」(ある球団スコアラー)

 ロッテはナバーロがいない23試合をどうしのぐかにかかっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  4. 4

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    大富豪の妻と離婚でファン離れ? イケメン既婚者俳優ディーン・フジオカの気になる今後

  3. 8

    自民×維新は連立早々に“成田離婚”も? 政策も理念も、「政治とカネ」に対する意識も、政治姿勢もバラバラ

  4. 9

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 10

    首相補佐官に就く遠藤敬氏に世間は「Who?」…維新の国対委員長が連立政権「キーマン」のワケ