実弾所持逮捕のナバーロは序の口 ドミニカ“ならず者”列伝

公開日: 更新日:

 ドミニカ共和国出身の助っ人に果たして罪の意識があったのかどうか。

 拳銃の実弾をバッグに忍ばせ、銃刀法違反の疑いで沖縄県警に逮捕されたロッテの新外国人、ヤマイコ・ナバーロ内野手(28)のことだ。

 10年には同じくドミニカ出身のマキシモ・ネルソン投手(当時27)が沖縄で実弾を所持。銃刀法違反で逮捕され、3カ月間の出場停止処分を食らっている。

 ナバーロが「ドミニカの自宅にあった実弾がバッグに入っていたのが分からなかった」と話しているように、ドミニカは拳銃の所持が合法。というか、拳銃で人を撃って殺してしまっても大手を振って野球ができるのだ。

 11年の正月、当時レッズの投手だったアルフレッド・サイモンは故郷のドミニカで年越しパーティーに参加。25歳のいとこを射殺、弟も負傷させて、2日間逃走した末に逮捕された。だが、「遊んでいたときに銃が暴発した」という主張が認められ事故扱いに。たった2カ月間の拘束で、5月にはチームに復帰。この年、先発として4勝9敗の成績を残した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  4. 4

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    大富豪の妻と離婚でファン離れ? イケメン既婚者俳優ディーン・フジオカの気になる今後

  3. 8

    自民×維新は連立早々に“成田離婚”も? 政策も理念も、「政治とカネ」に対する意識も、政治姿勢もバラバラ

  4. 9

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 10

    首相補佐官に就く遠藤敬氏に世間は「Who?」…維新の国対委員長が連立政権「キーマン」のワケ