首位打者の宮崎も大台届かず ベイは来季も最低年俸当確か

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 5日、来季のDeNAシーズンシート5400席が発売から77日で完売。球団史上最速を更新した。今季、DeNAの観客動員数は史上最多の197万9446人。試合ではシーズン3位からの下克上を達成し、日本シリーズでもパ王者のソフトバンクを苦しめた。

 成績、球団収入、人気はうなぎ上り。それが契約更改に反映されなければおかしい。実際、ここまで20%以上のダウン選手はゼロ。ホクホク更改の雰囲気が立ち込めているが、そうは問屋が卸さない。

 現状で助っ人と新加入の大和(3年3億円)を除き、大台に乗ったのは3500万円増の1億2800万円でサインした梶谷だけ。残る高額プレーヤーはきょう更改する筒香だが、タイトルはおろか「3割30本」をクリアできず、3億円からのダウンが予想される。首位打者の宮崎は大台に届かず5000万円増の8000万円。あとは8000万円の山崎康が1億円に乗るかどうか、といったところだ。

 DeNAのチーム年俸は5年連続で12球団最下位(15億8622万円)。選手会のアンケートでは、契約更改に関する満足度が最下位だったことが週刊誌に暴露され、さすがにフロント幹部も“悪評”を気にしているという。

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