「優しき悪霊」輪渡颯介著

公開日:

 麻布・宮下町の長屋に住む子どもたちは、毎朝、祠をお参りするのが日課だ。早起きするのは構わないが、お参りをすると、「幽霊が分かるようになってしまう」のが困りものだ。しかも「幽霊の姿が見える」「声や音が聞こえる」「臭いを感じる」の3つに分かれてやってくる。

 ある日、12歳の忠治たち4人は、空き家となった店でかくれんぼうをしていた。すると銀太が「臭い」と言い出した。留次郎も知らない男の声で「おとじろう」と囁くのを聞いたという。その翌日、店の娘と縁談話が持ち上がったあと、行方不明になっていた番頭の儀助が店の裏山から死体で発見され――。

 霊の存在に慌てながらも謎の解決に挑む少年4人の幽霊事件簿。(講談社 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍政権に財界ソッポ 目玉の「原発輸出」日立凍結で全滅

  2. 2

    賀来賢人「今日から俺は」が日テレドラマのトップ走るワケ

  3. 3

    「今日俺」人気を陰で支えた“カメレオン俳優”太賀の底力

  4. 4

    嫌われクロちゃんが一転…キャバ嬢に大人気の意外な理由

  5. 5

    嶋大輔が復活!「今日俺」でのリバイバルに本人びっくり

  6. 6

    北島三郎復帰に“禁じ手” 平成最後のNHK紅白は無法地帯に

  7. 7

    和田アキ子の大晦日が“空白” NHK紅白サプライズ出演あるか

  8. 8

    長谷川博己と破局報道 鈴木京香「もう育てきった」の真意

  9. 9

    中日から強奪は“吉”か 虎入り確実ガルシアに3つの懸念材料

  10. 10

    キンプリ早くも「嫌いなジャニーズ」に…なぜアンチ多い?

もっと見る