「ダメよ~」から「ラッスンゴレライ」へ…一発ギャグの稼ぎ方

公開日: 更新日:

 あるマネジャーいわく「エレキテルは着ボイスでふなっしーを抜いたことで、働かずして金が入る。これはおいしいですよ」。

「ギャグフレーズ」があれば働かずして金が入るという成功例が作られたのだ。各プロダクションとしては、タレントもマネジャーも現場に行かなくて儲けることができるからと、“第2のエレキテル製造”に向かっている。

 数年前のスギちゃんは億単位の金を稼いだといわれるから、営業だけでもおいしいのだが、ちゃんとしたピンネタの中に「ワイルドだろ~」という決めぜりふを織り込んでいた。

 エレキテルはダッチワイフネタ以外のコントはつまらないし、そのネタも「ダメよ~、ダメダメ」のとこしかウケない。「ラッスンゴレライ」にいたっては(他のネタもあるだろうが)「ラッスンゴレライ」のフレーズだけウケている(これも着ボイス的ですね)。

「M-1グランプリ」(01~10年)のころはブラマヨやサンドウィッチマンなど地道に芸を磨いてきた実力芸人が多くブレークしたが、今や一発ギャグの大量消費型になっている。ド派手なパッケージ(フレーズ)で一時期はやるハンバーガーみたいだけど。

 今年は「ラッスンゴレライ」一色なのか、あと11カ月、持つのか?
(作家・松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」