俳優の山﨑努さんは食道がん克服して舞台あいさつに…高齢でも積極的な治療選択がうまくいくケース
俳優・山﨑努さんの姿に迫るドキュメンタリー映画「山﨑リバーサイド-俳優の肩ごしに-」が話題を呼んでいます。作品では、12月に90歳を迎える名優が2年前に患ったステージ4の食道がんと折り合いながら俳優を追求する姿が描かれているそうです。
11月2日に開かれた「東京国際映画祭」での上映後に登壇された山﨑さんは、「病気で死にかけたところだったので、この世に別れること、皆さんとお別れのメッセージをすることが心の隅にありました。お別れのメッセージがこの映画になればいいなと思って見ました。その気持ちは今も残っています。きょう見てくださった皆さん、ありがとう」とあいさつすると、客席から拍手が送られたといいます。
山﨑さんの食道がんステージ4aは、がんが食道壁を完全に突き抜け、肺や大動脈、気管といった周辺の重要臓器に深く食い込んでいる状態で、手術はできません。
しかし、山﨑さんはあきらめることなく、放射線治療と抗がん剤治療を同時に行う化学放射線療法を選択。当時の病状は確かに深刻ですが、放射線治療の面からみると、ステージ3の状態とそれほど大きな差はありません。さらに抗がん剤をプラスした治療から2年半以上が経過しており、完治した可能性もあるのではないかと思います。


















