(4)食物繊維をあと7グラム…副菜・間食の工夫でがんリスクは減少する
食物繊維はお通じを良くするだけでなく、腸内環境を整えて免疫力を上げ、さらにはがんの予防につながることを示す研究結果が報告されています。
米国・欧州・アジアで実施された10件の前向きコホート研究から、約144万人のデータを統合して解析したところ(2019年、JAMA Oncology誌)、食物繊維を最も多く摂取するグループは最も少ないグループと比べて肺がんの発症リスクが17%低下、ヨーグルトの摂取量が最も多いグループは最も低いグループと比較して同リスクが19%低下、食物繊維を最も多く取り、かつヨーグルトを最も多く摂取していたグループでは、肺がんリスクが33%低下していました。
英国の大規模研究データベース「UKバイオバンク」を使った前向き研究では、36万人以上の成人を対象に食事からの食物繊維の摂取量を調べて、中央値8.8年間にわたり、17種類のがんの発症との関係を解析しました。すると、食事からの食物繊維の量が最も多いグループ(1日約19グラム以上)は、最も少ないグループ(1日9.6グラム未満)に比べて、がん全体の発症リスクが10%低下していました。


















