HPVワクチンの接種で子宮頚がんの死亡率が100%減少する? 世界的医学誌に研究論文
子宮頚がんの発症リスクは、「ヒトパピローマウイルス」(以下、HPV)の感染によって高まることが知られています。
HPVワクチン(いわゆる子宮頚がんワクチン)は、世界各国の公的な予防接種プログラムに組み込まれており、子宮頚がんの発生率に対する大幅な減少効果が複数の研究データによって示されています。
ただし、HPVの感染から子宮頚がんの発症、子宮頚がんの発症から死亡に至るまでの期間は長く、HPVワクチンに期待される長期的な有効性については、質の高い解析データが限られていました。
そのような中、HPVワクチンと子宮頚がんによる死亡リスクの関連性を検討した研究論文が、世界的にも有名な医学誌「ランセット」に2026年7月11日付で掲載されました。
英国のイングランドで行われたこの研究では、01~24年の間に20~34歳を迎えた女性の子宮頚がんによる死亡データが分析されました。
同国では、08年9月に12~13歳の女性を対象としたHPVワクチンの公的接種が導入されており、年次ごとのワクチン接種率と子宮頚がんによる死亡の関連性が検討されています。


















