山田邦子さんインタビュー「面白いことだけやろうと考えていたら多すぎて、どんどん忙しくなっちゃった(笑)」
山田邦子(タレント・俳優/66歳)
山田邦子さんは2024年から日本喜劇人協会の11代会長を務めているお笑い芸人のレジェンド。テレビでの活躍はもちろん、11月16日までは浅草で舞台にも立つなど多彩な活動を続けている。
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日本喜劇人協会の11代会長になったのが2年前の2024年。70年以上続いている協会の会長を受け継ぎましたので、次の人にバトンタッチできるまで何か形をつくろうと思ってやっています。ひとつは税務関係ですね。演芸の世界は今でも(出来高、その場で出演料を払うなどの)取っ払いといったやり方が続いているようなところがあって、今風じゃない。だから税務も含めてきちんとやった方がいいのかなと。
それから若い人がアルバイトに忙しく、本業が疎かになり、芸人としての夢をかなえるのを諦めるようなことがないように応援していきたい。そのためのシステムもつくりました。お店や会社などできちんと雇用してもらいながら、名刺の裏にお笑いの名前も刷ってもらい、芸人としても活動しているのをわかってもらえるようにするとか。
11月16日まで浅草九劇の舞台「南四局は終わらない」(劇団青年座の有志で企画した公演)に出演します。3年前になりますが、ミュージカル「アニー」(08年)で共演した嶋崎伸夫さんが出ていて、私の弟(山田昭裕、麻雀名人位10段)が麻雀の監修を担当しているので、初演の舞台を見たんです。それがすごく面白かった。出演している役者さんのキャラが出来上がっていてとても勉強にもなりました。その時に再演するなら私も入れてもらいたいと言っていたら、3年待って再演されることになり、出演がかないました。
これからはずうずうしいと言われるかもしれませんが、面白いことだけ、楽しいことだけやりたいと思っています。ところが、そんなふうに考えていたら、面白いことが多すぎてどんどん忙しくなっちゃった(笑)。そして気がついたのはこれまでやってこなかったことが意外といっぱいあったということ。テレビにだけ出ていた時期があるから、随分みなさんから後れを取ったのかなと思ったり。
ただ、60歳を越えてからは体にガタが来ましてね。細かくいうと、64歳を越えてガクッと衰えを感じました。なので、これからやらなければいけないのは体力づくり。
一番は水泳ですね。市民プールに通って泳いでいます。一方で体を温めることも大切ですね。サウナもいいし、休みの時はなるべく暖かいところに出かけるようにしています。それをやっていたら変な咳をしたり、体がかゆくなったりすることがなくなりました。
筋トレはパーソナルトレーナーの先生に家に来てもらって、できれば週1、ダメでも10日間に1回くらいやっています。脚を鍛えるのも大事です。有酸素運動になる階段を上ったり下りたりするようにしています。
■がん再発で友人たちがバタバタッと。だから月1クリニックで健康管理
病院にも定期的に通っています。以前は1年に1回健診を受けていたけど、コロナで友人たちが病院に行かなくなり、がんが再発して手遅れになって何人か亡くなったんです。バタバタッと。それでこれはいけないと思ったのと、私は乳がんを3回、2回は手術もしているので、月1回クリニックでチェックしてもらうようにしています。
1カ月はアッという間ですね。私は今もすごくお酒を飲みます。普段はワインをボトルで2本くらい。それからハイボール……。それでも二日酔いしないんです。フラッとして朝起きるけど、すぐに元気になる。でも、それって絶対に体には悪い。一時はγ-GTPも高かったですし。手帳に病院の日をチェックすると、それが励みになるし、お酒を控えようとか健康管理もできます。
乳がんを経験したので啓蒙活動のピンクリボン運動をやっていて、10月はその強化月間なので全国各地に行きました。移動が多かった。3日間飛行機に乗ることもあったり。そんな時はシートに座る時に脚や手に負荷をかけ、体を動かすよう心がけています。


















