流行語大賞に なぜ「ダメよ~ダメダメ」は大ヒットしたのか

公開日: 更新日:

 今年最もブレークした若手芸人といえば、日本エレキテル連合の2人しか考えられない。白塗りメークの朱美ちゃん3号というキャラクターが何度も繰り返す「ダメよ~、ダメダメ」のフレーズは流行語になった。今年のハロウィーンでは、渋谷の街に朱美ちゃんのコスプレをする若者が大勢集まっていた。年末にもあちこちの忘年会でこのネタを披露する人が出没しそうだ。

 大ヒットした理由は、決めフレーズの面白さと見た目のインパクトだ。日本エレキテル連合は、衣装、小道具、メークなどのディテールに徹底的にこだわっている。使うかどうかも分からない大量の衣装と小道具を家にため込んでいる。その衣装やカツラからイメージを膨らませてキャラクターを作り上げていくこともあるという。すでに100種類以上のキャラクターがあり、朱美ちゃんはそのひとつにすぎない。

 彼女たちのネタの隠し味になっているのは、タブーに触れる背徳的な魅力だ。実際、朱美ちゃんのあのコントも、話の筋を冷静にたどってみると、自分で買った女性のロボットを必死に口説く中年男性のドロドロした性欲と底なしの悲哀が感じられる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈48〉73歳で駒沢大学に入学、就活に悩む同級生にした「木彫り名人」の話

  2. 2

    萩本欽一〈47〉気仙沼ちゃんは民宿4軒経営の大女将に 説教してテレビで夫を募集させた甲斐があった

  3. 3

    阿部慎之助にした「今ならパワハラで即クビ」の指導&落合博満から学んだ仰天トレーニング

  4. 4

    モグライダーともしげが埼玉の中高一貫ミッションスクール聖望学園で打ち込んだアメフト《26年夏番外編》

  5. 5

    やっぱりか? 自民・村井国対委員長が高市首相「国会逃避作戦」画策…予算委出席「原則不要」案をリポスト

  1. 6

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 7

    郊外に住むという選択肢 「都心から1時間」の狙い目エリア

  3. 8

    植田日銀シルバーウイーク前の「円高誘導」は大失敗…もはや為替介入はできない

  4. 9

    広島4番栗原に敵将・落合監督は「四球でいい」と助言を…

  5. 10

    高市首相の日米首脳会談「蜜月アピール」は突っ込みどころ満載…トランプ大統領は「心ここにあらず」