「鬼滅の刃」ブームは終わったのか? テレビ版「無限列車編」の視聴率がイマイチの理由

公開日: 更新日:

 しかしどんなに人気のある作品でも第二期になった途端、失速した例は結構ある。「鬼滅の刃」と同じジャンプ作品の「約束のネバーランド」は、第一期の評判はすごくよかったものの、第二期は特に「登場するはずの人物が登場しない」などの大幅カットの原作改変も多く、最終回は炎上し<こんなことなら二期をやらない方がよかった>という声まで上がっていたほどだった。

■アニメファンは熱しやすい冷めやすい

「人気アニメの二期目が失敗と言われるパターンは実はよくあることです。二期から制作会社が変わったり、一期で話題になったことでその方向性に味を占めた制作側が、ただの“焼き増し”のようなテイストで二期を作ったりと理由は様々ですが、アニメ作品の回転率の速さと、アニメを支持する人たちの飽きっぽさが根底にあると思います。真新しさに飛びつき、話題作へと押し上げる爆発力はあるのですが、その分『冷めやすい』のもアニメを支持する人の特徴でもあると言えるかもしれません。話題の作品に出演した声優が歌手デビューという流れも昨今珍しくありませんが、デビュー曲は結構売れるのに、二枚目以降から売上枚数が激減するなんてこともよくあります」(前出のアニメ制作会社勤務男性)

 12月5日から「鬼滅の刃 遊郭編」がスタートする。本当の正念場はそこからだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  3. 3

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  4. 9

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  5. 10

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か