「外国人患者」山田秀臣著 世界にもまれな日本の医療体制は隙だらけ

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「外国人患者」山田秀臣著

 少子高齢化で医療費は増大し、国民の負担は増える一方なのに、病院の倒産が相次いでいる。

 そんな危機にひんする日本の医療制度を救う可能性を秘めているのが外国人患者による「医療ツーリズム」だという。

 世界にもまれな「いつでも、どこでも、だれでも」受けられる日本の医療体制は、レベルも高く費用も安く海外から見れば羨望の的。医療ツーリズム市場は、2034年までに現在の10倍近い1.7兆円規模へ成長すると予測されている。

 一方で医療費の未払いや健康保険制度の「タダ乗り」にしか見えないケースも散見される。その背景には、日本の制度が隙だらけだということがあるという。

 本書は、現役医師が現場で目撃する危うい外国人患者の実態を伝えながら、医療ツーリズムを日本で成功させるための道を示したテキスト。 (新潮社 990円)

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