映画「エルヴィス」にはガッカリだったが、今度の「Michael/マイケル」はいい!

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 私の家族葬にはエルビス・プレスリーの「ブルー・ハワイ」を流してくれと、カミさんに頼んである。

 初めて聴いたエルビスの曲は「ワン・ナイト」だった。春日八郎の「お富さん」や三橋美智也の「達者でナ」を聴いていた私は、強烈なビートにショックを受けた。

 エルビスが2年間の軍隊生活を終え、「本命はおまえだ」や「イッツ・ナウ・オア・ネヴァー」を次々に大ヒットさせ、完全復活を印象付けたのは、私が中学生の時だった。

 高校時代は、今から思えば「音楽がちまたにあふれていた時代」だった。エルビスに憧れていたイギリスの4人組・ビートルズが登場し、エレキブームの火付け役・ベンチャーズが来日。エルビス主演の映画「ブルー・ハワイ」も大ヒットした。

 マイルス・デイビスやジョン・コルトレーン、アート・ブレイキーを聴き始めたのも、レイ・チャールズの「I Can't Stop Loving You」に心を震わせたのもこの頃だった。

 ラスベガスでの伝説的なライブを撮った「エルビス・オン・ステージ」が公開されたのが1971年。これを映画館の大画面で見た時の感動は今でも忘れられない。いつかアメリカへ行って彼のステージを見てみたいと思っていたが、映画がその夢をかなえてくれた。

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