「『数値化』中毒」小塩真司著
「『数値化』中毒」小塩真司著
私たちは、学校の成績から健康診断の結果、そして仕事の成果やSNSの「いいね!」の数まで、さまざまな「数字」「数値」「診断」「判定」「選抜」といった現象に追い立てられながら生きている。その結果、「数字で自分が評価される」ことにあまりにも慣れすぎてしまった。どのようなものであれ、数値化することが良いという考え方も広まっている。
一方で数値化は、「息苦しさ」も生み出す。自分の状態が数値化されることは、自分が集団のどのくらいに位置するのかを明らかにする。それは否応なく他者との比較を強制するからだ。
本書は、心理学の視点から、社会の制度に影響を与えるだけでなく、個人の行動や思考そのものまで支配する数値化の弊害について解説、数字とどう向き合えばいいのかを説いた生き方テキスト。 (PHP研究所 1133円)


















