天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの
国会で皇室典範改正への動きが大詰めを迎えるなか、天皇皇后夫妻は、オランダとベルギーを公式訪問した。
日本とオランダの関係は深い。江戸時代、徳川幕府は鎖国と言われるように、外国に対して国を鎖したものの、長崎には出島が作られ、オランダとの関係だけは続いた。
オランダは16世紀にスペインからの独立を果たし、17世紀になると、イギリスに先駆けて海上帝国を築き、繁栄を謳歌した。江戸時代の日本はオランダと関係を持ち続けたことで、ヨーロッパの最先端の文明に接することができたのである。
その傾向は幕末にも持ち越された。慶應義塾の創設者である福沢諭吉が、緒方洪庵の適塾で最初オランダ語を学んだのもそのためである。ただ、やがてはイギリスが覇権国家の道を歩むようになり、諭吉なども、途中から英語を学ぶようになった。
オランダは独立して以来、オラニエ=ナッサウ家が統治してきたが、1890年にウィレム3世が亡くなった後、ウィルヘルミナ、ユリアナ、ベアトリクスと3代にわたって女王が続いた。
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