福岡ローカル「西鉄」が"本業"以外で大躍進のワケ 国際物流事業は国内4位でコロナ禍の営業収益は12%増
福岡県民なら誰もが知っている西日本鉄道(西鉄)は、福岡市から県南部の大牟田までを結ぶ、関東・関西圏以外では名鉄と並んで、九州唯一の「私鉄大手」である。県内で鉄道とバスの両方を広域展開し、年間輸送人員は1億人を超えている。
しかし、西鉄には、もうひとつの顔がある。それが国際物流事業だ。自動車部品や半導体、電子部品など幅広い貨物を扱っている。
「西鉄は現在、27カ国119都市に拠点を持っています。航空機や船を自社で保有せず、航空会社や船会社を利用して荷物を運び、世界中の物流ネットワークをつなぐ『フォワーダー(貨物利用運送事業者)』として成長してきたのです。
フォワーダーとして国内有数の規模を誇り、航空貨物輸送の分野においては、日本発輸出取扱高が国内4位(25年度、国際航空運送協会)、グローバルの取扱い物量では世界24位(26年、Armstrong & Associates, Inc.)となっています。上位には日本通運、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクスといった業界大手が並びます。海上貨物輸送の分野では、日本発米国向けの取扱い物量で7位(25年度、デカルト社「DataMine」データ)にランクイン。国際物流事業の売上高では運輸事業を上回る規模にまで成長しています」(広報担当者)


















