佐々木麟太郎もビックリ? ソフトバンクが誇る「メジャー級育成設備」の中身

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 言葉を選びながら、報道陣の質問に丁寧に答えた。29日に一時帰国したスタンフォード大の佐々木麟太郎(2年)が同日、羽田空港で取材対応。会見場には38社68人以上の報道陣が集結した。

 昨秋のNPBドラフトでは1位指名したソフトバンクが交渉権を得るも、佐々木は返答を保留。ソフトバンクとは7月1日から2日間、面談を行い、一、二軍の施設を見学。日本時間7月12~13日に行われるMLBドラフトの結果を踏まえ、大学残留、他大への編入も含めて進路を決断する方針だ。

 ソフトバンクのイメージを聞かれた佐々木は、「球界を代表する強い球団。打撃に特化しているイメージで、そこは僕のプレースタイルと共に……入ってみなければわかりませんが、マッチするチームだと思っている」と、好印象。さらに「育成方針や、僕自身の育成プランも確認したい」と続けた。

 ある球団OBは「昔のように『コーチの言うことだけを聞いていればいい』なんてチームは皆無だが」と、こう続ける。

「それでも育成に関してはソフトバンクが頭1つ抜けているのではないか。豪華な筑後のファーム施設は24時間使える打撃マシンがあり、コーチの役割細分化など様々な対策を立てているが、特筆すべきは動作解析の徹底でしょう。2020年に動作解析を専門とする『R&Dグループ』を作り、博士号を持つバイオメカニクスの研究者らをスポーツ団体などからヘッドハンティング。現役時代に打撃職人と呼ばれた長谷川一軍打撃スキルコーは以前、このグループに所属していた。筑後だけではなく、福岡の本拠地にも今年、『R&Dラボ』を新設。データ分析、科学的アプローチをもとに、選手のパフォーマンス向上を図る。ハイスピードカメラなどの最新鋭の計測、分析設備を導入。メジャーでコーチ修行した倉野投手コーチの意見も参考に、『各選手に合ったオーダーメイドの育成法』も次々に打ち出している」

 選手に合った指導法はメジャーが本場だが、ソフトバンクも設備は遜色ないと自負している。佐々木にとってソフトバンクの施設見学は、決断を大きく左右しそうだ。

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