水谷良重 尾上辰之助との不倫と飛び降り騒動

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 さらに、新事実が出る。この日、水谷は家でこの事件の2年半後、40歳の若さで急逝した人気歌舞伎俳優の初代・尾上辰之助(当時37)と過ごしていたというのだ。辰之助には妻子がいる。ちょうど週刊誌1誌が2人の不倫関係を嗅ぎ付け、直後に発売の号にスクープ記事掲載を予定していた矢先だった。飛び降りに関して、不倫関係のこじれがもとの自殺未遂ではないかと疑われた。

 ワイドショーで連日大騒ぎとなる中、8日、水谷は築地の松竹本社で記者会見を開く。
「中庭に飛び降りたのは、気が動転してしまい、つい2階の窓から逃げ出したのです。あそこから飛び降りたのは実はこれで3回目なんです。私は仮に、もし命が危なくなった場合でしたら、まっ先に逃げ出すタイプの女です」と自殺の意図はなかったと釈明。

 辰之助との仲については「親友ですし、私の一番大好きな男性です。芝居の上でもプラスになる友人ですし、今後も今まで通りにお付き合いしていきたい」と思いを語って、仕事上の関係であることも強調した。

 ところが、今度は10日に、ロサンゼルス郊外で行われる歌舞伎公演のため渡米する尾上辰之助が空港で記者会見に応じる。辰之助は「大好きな女性で大切な人。2人は恋人ということでしょうね。これからもつっかえ棒になってやりたい」と堂々の恋人宣言。さらに夫人とは「離婚する気はありません。そういう結論を出す必要はないと思っています」と言明。歌舞伎界の常識は世間の常識とはやはり違うと報道陣はあっけに取られた。

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