なぜ保護者たちは偏差値40台の中学でも受験させるのか…注目の3校「駒込」「女子美術大付属」「理数インター」

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「偏差値至上主義」からの脱却 ?

 中学受験の指導現場に立って25年。長年、数多くのご家庭の志望校選びをサポートしてきましたが、ここ数年の保護者の動向には、私が指導を始めた頃とは明らかに違うある種の“異変”を感じています。 ONETESの「受験情報ブログ」(2026年2月19日公開)の速報データによると、2026年の首都圏における私立・国立中学校の受験率は「18.06%」に達し、過去40年間で3番目の高水準を記録しました。

 受験者数も5万2050名と、少子化の中で驚異的な規模を維持しています。この熱気を支えているのは、一部のトップ層だけではありません。現場で感じる最大の変化は、いわゆる「偏差値40台」の中堅校に対する人気が著しく高まっていることです。なぜ、保護者たちは難関校ではなく、あえてこれらの学校を積極的に選ぶのでしょうか。

  ◇  ◇  ◇

 中学受験も大学受験同様、偏差値で学校を選ぶ方が多いのは確かです。しかし現在は、共働き家庭が増加し、社会で求められる能力も多様化しています。保護者の方たちの価値観は「偏差値表の数字」という単一の物差しから、「我が子の個性に合っているか」「家庭のライフスタイルに合うか」「独自の強みや面倒見の良さがあるか」といった多角的な視点へと明確にシフトしています。

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