化け物とユタの闘いを描くホラー小説 「ざんどぅまの影」澤村伊智著

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「ざんどぅまの影」澤村伊智著

 18歳で伯父の家を飛び出した篤は、新聞配達と居酒屋の仕事で食べていた。深夜、仕事を終えて帰る途中でびしゃっという音がして振り返ると、街灯の下に人影がある。再び歩き出すと、今度はすぐ後ろでびしゃっという音が聞こえ、腕とくるぶしに生ぬるい液体が掛かった。磯臭さと腐臭を感じて篤は駆けだした。

 その日の夕方、居酒屋で、常連客の菱尾が殺されたことを聞く。菱尾の死体は塩水でびしょ濡れだったという。

 警察の事情聴取を受けてから体調を崩した篤は、風邪で倒れたとき、助けてくれた下井田恭介に連れられて、沖縄出身のユタ、「おばぁ」にみてもらうことに。おばぁは「マブイを落としたんだろうね」と言う。

 化け物とユタの闘いを描くホラー小説。 (KADOKAWA 2145円)

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