過去最高の合格率91.2% 医師国家試験は易しくなったのか?

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「えっ、そんなに高いの?」と思った人もいるだろう。厚労省が18日に発表した医師国家試験の合格率だ。9057人が受験し、うち8258人が合格した。合格率は91.2%で1985年以降、過去最高。トップは浜松医科大、自治医科大、順天堂大医学部の3校で、いずれも99.1%をマークした。

 国家試験といえば、最難関は司法試験。昨年、法科大学院を修了した合格者は1647人で合格率は21・2%だった。人命を預かる医師のほうがずっと合格しやすいのはなぜなのか。

「合格率が高いのは厚労省の意向を反映しているからです」とは医学博士の米山公啓氏だ。

「全国的に医者不足だから、厚労省はなるべく多くの合格者を出したいのです。医学部に入るための受験では難しい数学や化学の問題が出ますが、医師国家試験は計算問題も、引っかけ問題もありません。『次のうち、心不全の兆候はどれか?』といった覚えれば解ける問題ばかりなのです。とくに私立大は6年生になると、過去問などを使った試験を一年中実施して覚えさせる。念のために言うと、実技も面接もありません」

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